- 支部の機関誌
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令和6年3月29日(金)午後2時30分より、京王プラザホテル44階「ハーモニー」にて、「小池百合子都知事が女性行政書士と語る会」を開催した。
栁勢昌美広報副委員長の司会進行の下、菅邦博会長から「日頃より東政連の活動に対してご協力・ご支援を頂いていることへの感謝の気持ちを込めてこの企画を準備しました。これからも色々な要望が実現するように努め、さらに政治連盟に対して良く分からないという印象を持っている方々にも東政連の必要性が分かるように東京会と連携していきます。また、東政連に入っていて良かったと思っていただけるよう、このようなイベントを事業として推進していきます。」という主催者挨拶があり始まった。
ご入場の様子
花束贈呈
続いて広報委員会担当釘田一富副会長が「この企画は、都民ファーストの会特別顧問、東政連会員議員懇話会特別顧問であり、小池百合子東京都知事の秘書である荒木ちはる先生にご尽力いただき実現しました。働く女性の代表的な存在である小池都知事の考え方や働き方、お人柄に直接触れて、業務や生き方の参考にしていただければと思います。今年7月には大切な選挙が待っておりますが、東政連としては力を入れて応援していきます。今日は我々東政連が単独で小池都知事をお招きするというとても貴重な機会ですので、存分にこの機会を楽しんでいただければと思います。」という開会の辞を述べられた。
その後、菅会長、釘田副会長が退席され、そこからはカメラマン、スタッフを含めて女性のみでの会合が開始された。
菅邦博 会長
釘田一富副会長
続いて荒木ちはる先生による講話が始まった。まず、ご自身が行政書士資格を持っていたからこそ小池都知事と会うことができたとお話しいただき、女性だけで小池都知事を囲む会というものを士業の中でも行政書士に最初にしてもらいたいと感じ、この会の開催に向けてご尽力いただけたとのことだった。
また、荒木先生は長年小池都知事の秘書を務められ一時は同居生活も送られていたということで、小池都知事の人柄に触れられるエピソードや東京都の政策である卵子凍結支援などについてお話しいただいた。
小池百合子東京都知事
荒木ちはる 都民ファーストの会特別顧問
会場の様子(1)
会場の様子(2)
次に、定例会見を終えられた小池都知事が会場に到着され、参加者全員での写真撮影が行われた。そして、写真撮影の後、待ちに待った小池都知事による講話が始まった。
まず冒頭に、日頃より都政に行政書士が協力していることについて改めて御礼を述べてくださり、集まった多くの女性行政書士の声が聞きたいというメッセージがあった。
意見交換会の様子(1)
意見交換会の様子(2)
2016年に出馬をしてから訴えてきた東京大改革について、今までこの国で子育てし仕事をするにも色々と縛られた形になっているため、新しい時代に変える、できることは東京でやろう!という強い想いで動いてきた。現在、物価高騰、賃上げ、円安など様々な対策を練っているところだが人手不足がとても深刻である。パートなどの非正規雇用労働者にしても、賃上げしようとも、103万円、106万円、130万と壁が多くあり、短い時間しか働いてもらえない。昭和の時代からは家族の在り方も変わり、社会制度も現代に合わせる必要があるため、税制などの話は国への要望なども何度も出している。人口の減少が続いているが少子化対策の一つとしては、東京都は夫婦共働き世帯にも適用される所得制限のない政策を出している。社会活性化のためにも、働き甲斐もあり、子育てもできる環境にし、持続可能な社会を目指すということで、東京都の方で頑張っていると語られた。
また、国力を上げるための方程式(人口・経済・国防×戦略(意思))を念頭に置き、8年間、東京都で様々な対策を打ってきた。災害対策においても東京などの大都市での災害を踏まえての法改正が必要になる。コロナとの闘いでは100万人あたりの死亡者数でいうと東京都はニュージーランドの次に低かったということで、WHOや世界から評価をしていただけた。これからも、戦略と意志を持って、この1400万都市東京を世界に伍していけるよう努力していくと述べられた。
小池百合子都知事の講話の後、参加者との意見交換会が行われ、多くの人に伝わるSNSの効果的な使い方など女性行政書士からの質問や悩みに答える形で都知事から回答をいただいた。
その後、中津原由実子財務委員長による花束贈呈が行われた後、盛大な拍手の中、盛況裡に幕を閉じた。