- 支部の機関誌
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令和6年2月23日(金)午後3時30分から、大阪市中央区のホテルシティプラザ大阪2階「燦」において、「デジタル社会で行政書士に期待すること~片山さつき議員からのデジタル社会に活躍する行政書士への熱いエール~」と題した参議院議員片山さつき先生講演会を開催しました。本講演会には大阪行政書士政治連盟会員の他、京都会、和歌山会の会員も参加し、111名が受講しました。
主催者である大阪行政書士政治連盟の黒田淳子会長から開会の挨拶があり、片山先生へ本講演会を受講する行政書士のためにご来阪くださったことへの感謝を申し上げました。
続いて、来賓を代表して井口由美子日政連会長から、片山先生へのお礼とともに、今回の講演会が政連会員の貴重な機会となる旨について説明がありました。
講演に先立ち、司会の松本由喜彦副会長から片山先生のプロフィールが紹介され、改正国家戦略特区法(スーパーシテイ法)の発案者であり、現在は自民党政調会長代理を務められるなどさまざまな分野で活躍されていること、東京都行政書士会の会員であり、自由民主党行政書士制度推進議員連盟副幹事長、自由民主党行政書士国会議員懇話会会長代理として行政書士制度の多大なる発展にご尽力いただいている旨が語られました。
片山先生からは、事業再構築補助金、減税、外国人労働者に対する今後の制度についてなど多岐に渡るお話があり、続けて本日の講義が行われました。
令和5年9月1日にデジタル庁と日本行政書士会連合会との連携協定書が締結され、締結内容の一つであるマイナンバーの普及促進活動においては、申請実績件数が71290件にも上ることに感謝の意を表されるとともに、マイナンバーカードにおける国家資格のデジタル化について語られました。
また、社会のデジタル化が進むなか、デジタル化に対応できない方が一定数いる現状における行政書士業務の重要性や、省庁ごとに違う代理申請手続きの現状や課題についてお話しいただきました。
講演の最後に質疑応答が行われ、代表質問者の松村憲治大阪府行政書士会デジタル推進委員長からの質問に対し、一つひとつ丁寧に答えていただきました。
「数学者の娘で、デジタル脳も理解できる」とおっしゃる片山先生の講演はとてもわかりやすく納得感がありました。特に、「デジタル社会で行政書士に求められること」という問いに対しては、「依頼者の真に望むことを聞き取る力」という回答があり、行政書士として日々磨いているその能力はまだしばらくはAIに勝てるのだと、自信が持てました。
閉会の挨拶では、北山孝次名誉会長が講演へのお礼を述べ、大盛況の中、講演会は終了しました。
講演会終了後には懇親会が開催されました。大阪府行政書士会の西村誠会長から開会の挨拶、行政書士による片山さつき大阪後援会の髙尾明仁会長の発声による乾杯の後、多くの会員が片山先生と名刺交換、写真撮影をさせていただき、片山先生を囲んで和やかな雰囲気のなか楽しいひと時を過ごしました。