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大阪行政書士政治連盟、岡山県行政書士会、岡山県行政書士政治連盟共催
衆議院議員山下貴司先生「入管法講演会」を開催

 大阪行政書士政治連盟、岡山県行政書士会、岡山県行政書士政治連盟の共催による〝衆議院議員山下貴司先生「入管法講演会」〟が令和5年8月28日(月)午後3時から大阪市中央区の國民會館武藤記念ホールにおいて開催されました。
 主催者である大阪行政書士政治連盟の黒田淳子会長、岡山県行政書士政治連盟の安井健会長からの挨拶、来賓を代表し井口由美子日政連会長から挨拶の後、山下先生により、まず、ご自身のプロフィール、大阪での司法修習生や法務大臣時代のエピソード等のお話があり、続けて入管法に関する講演が行われました。
 「在留外国人及び外国人労働者の推移の件に関しては、年々増加傾向にある。それも単に出稼ぎ目的での来日ではなく、近年は富裕層の来日も増加、また知識・技術の習得を目的とする人も多くなってきている。」と分析され、退去強制手続及び出国命令手続の流れについては、全件収容主義をはじめ現在の問題点や制度のほころびに関する解説があり、入管法改正の概要では、収容を巡る問題点や、解決策について説明。
 今後の改正法案の内容に関しては、現行法の課題を見直し、さまざまな規程、手続きの整備、適正化を図る旨について解説していただき、また日系四世受け入れ制度の概要や、有識者会議を踏まえた技能実習制度及び特定技能制度の今後の在り方について本音を交えたさまざまな最新の情報を伝えていただきました。
 講演の最後に質疑応答が行われ、事前に寄せられた多くの質問に対して、一つ一つ丁寧に回答をいただきました。
 北山孝次日政連名誉会長の閉会挨拶をもって、大盛況のなか講演会は終了しました。
 なお、大阪会場受講者は148名。岡山、山口(地元会場での受講)、京都、奈良、和歌山のオンライン受講者175名。合計323名の受講がありました。